
ヨハン・シュトラウスの住居
“世界一のコンサート”として世界各国で毎年1月1日に生中継される、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサート。このコンサートでは、ヨハン・シュトラウス2世の作品を中心に毎年構成されていて、世界中に親しまれる作曲家です。
彼はオーストリア・ウィーンを中心に活躍し、「美しき青きドナウ」などの世界中に知られている多くの有名作品が生まれた彼の家「ヨハン・シュトラウスの住居」が、現在も博物館として残っており、世界中のファンや観光客が足を運んでいます。
この記事では、「ヨハン・シュトラウスの住居」の見どころやアクセス、所要時間、お土産等基本情報を徹底解説します!

目次
みどころ
ヨハン・シュトラウス2世(息子)は、1860年半ばから1870年半ばまでこのプラーターシュトラーセに住んでいました。人気絶頂だった全盛期、当時の世界的スターだった彼は、ロシアを含んだヨーロッパや、さらにはアメリカまで演奏旅行で巡りました。
ベーゼントルファー

ベーゼントルファーのグランドピアノ
もっとも見どころなのがこのベーゼントルファーのグランドピアノです。彼が愛用していたピアノとして有名です。
アマティ

アマティのヴァイオリン
こちらは「ワルツ王」が所有していた、アマティのヴァイオリン。これもも見どころのひとつです。
美しく青きドナウ
この家では、「非公式のオーストリア国歌」と言われていた「美しく青きドナウ」が作曲されました。この曲は“世界一のコンサート”として世界各国で毎年1月1日に生中継される、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートにて毎年、アンコールのラデツキー行進曲の前に、同じくアンコールで演奏される曲です。皆さんも聴いたことあるのではないでしょうか。

美しく青きドナウの自筆譜
楽譜などの資料

シュトラウスの楽譜たち
彼の作品に関する資料などもたくさん展示してあります。
アクセス

ウィーンのメトロ
ウィーンのヨハンシュトラウスの住居は、駅からわずか1分のところにあり、ウィーンの市内中心部からも近く、アクセスは非常に便利だと思います。
ということで、ヨハン・シュトラウスの住居までの行き方を一通り画像つきでご紹介いたします!
住所・アクセス方法
1020 Vienna, Praterstraße 54
- Nestroyplatz駅(メトロU1線)から徒歩すぐ
- プラターシュテルン駅(Wien Praterstern)駅(S1,2,3,4,7,80,R,west bahn)から徒歩4分
最寄駅はNestroyplatz駅、なんとそこから徒歩1分!

Nestroyplatz駅
ヨハン・シュトラウスの住居はウィーンの街の中心部近辺に位置するため、行き方が非常にわかりやすいかと思います!ウィーン地下鉄の中心でもあるシュテファンスプラッツ(Stephansplatz)駅からはわずか2分(2駅)の、Nestroyplatz駅から徒歩わずか1分と、アクセスが非常に便利です。
Nestroyplatz駅は、地下鉄メトロ1号線(U1)が通っています!
出口は「Praterstraße」

出口は「Praterstraße」
ヨハン・シュトラウスの住居へ行くには、「Praterstraße」と書いてある出口へ進みます。
出口を出てすぐ!

出口を出てまっすぐ

出口を出てすぐにあるカフェ
出口を出てすぐ、ほんのちょっと歩くとそこにはカフェがあります。そのカフェの手前にある、アパートメントがヨハン・シュトラウスの住居があるアパートです。
門の鍵を開ける

表札

インターホン
アパートには、ヨハン・シュトラウスの住居の表札があります。一般の方も住んでいるアパートのなかにあるためセキュリティの関係で門には鍵がかかっています。インターホンのようなボタンがあり、営業時間内にそのボタンを押すと、ドアを開けてくれるような仕組みになっています。押しても開かない場合は従業員の方がどっかに行ってしまっていることもあるので、時間をあけるか何度も押してみましょう。
1階(日本式の2階)へ進む

もう一つ門があります。笑

階段またはエスカレーターで1階(日本式の2階)
もう一つ門をくぐりますが、そこはほとんど鍵はかかっていません。門をくぐるとすぐに階段やエスカレーターがあるので、1階(日本式の2階)へ登りましょう。
ヨハン・シュトラウスの住居の入り口

ヨハン・シュトラウスの住居の入り口
登ってすぐ見える入り口。非常にわかりやすい場所にあると思います。このように、駅を出てから入場までは非常に簡単ですね。
チケットの買い方

レジ
入り口を入ってすぐに見えるこちらのレジ。こちらのレジではチケットはもちろんのこと、お土産も購入することができます。2019年7月現在は通常料金は5ユーロです。決済は現金のみでカードが使用できませんので、事前に用意しておきましょう。

チケット
こちらがチケットです。ウィーンはクラシック音楽の有名作曲家が多くいて、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、ハイドンなどの生家や住居の博物館が多く集まっています。それらの博物館も、このようなチケットとなります。
補足情報
- 観光地名
日本語:ヨハン・シュトラウスの住居(ヨハン・シュトラウスの家)
ドイツ語:JOHANN STRAUSS WOHNUNG
英語:Apartment Johann Strauss - 開館時間
日曜日 10:00〜18:00 月曜日 休館日 火曜日 10:00〜18:00 水曜日 10:00〜18:00 木曜日 10:00〜18:00 金曜日 10:00〜18:00 土曜日 10:00〜18:00 ※閉館時間の30分前まで入場できます。
※13時~14時までの1時間お昼休みがあります。 - 休館日
1月1日、5月1日、12月25日 - 定休日
祝日を除いた月曜日 - 所要時間
およそ30分 ※あくまで目安です。 - 公式ホームページURL
https://www.wienmuseum.at/de/standorte/johann-strauss-wohnung.html - 入場料
一般:
大人 5ユーロ 割引(学生や高齢者、ウィーンカード所持者) 4ユーロ 19歳まで 無料 毎月第一日曜日はすべての方が無料で入場できます!
- 予約
なし - 写真撮影
可能です!(フラッシュ撮影はNG) - フリーワイファイ
なし
※これらの情報はすべて2019年現在です。最新の情報は公式ホームページよりご確認下さい。
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