ウィーン近郊にあるハイリゲンシュタットは、かつてベートーヴェンが難聴で苦しんでいた頃に住んでいた、とても閑静な街です。「ベートーヴェン記念館」(ハイリゲンシュタット遺書の家)や、「ベートーヴェンの散歩道」などがあり、彼の歩んだ人生を感じることが出来ます。遺書の家ではかつて難聴を苦に自殺を決意して弟に宛てて書いたといわれています。みどころやアクセスなど、基本情報をガイドします
見どころ
ベートーヴェンは難聴が進行する中、1802年4月から10月にかけて、ウィーン北部の閑静な住宅街 ハイリゲンシュタットで静養していました。ここで生気を取戻し、『ハイリゲンシュタットの証し』も残しています。

そのハイリゲンシュタットには、小川に沿って「ベートーヴェンの小路」とも言われるベートーヴェンの散歩道がある。
位置
ウィーン郊外、北部に位置する自然に囲まれた閑静な住宅街。ウィーン市内中心部からトラムDに乗り、終点のNußdorf Beethovengang駅で降りるのが一番便利。
いざベートーヴェンの散歩道を歩く

Nußdorf Beethovengang駅で降りた進行方向まっすぐ行ったところに、「ベートーヴェンの散歩道」の入口があります。
この看板が入り口です。


ハイリゲンシュタットの地図。

ずっと進んでいくと、ベートーヴェンの散歩道が見えてきます。行きたい方向へ進みましょう。

これがベートーヴェンの散歩道です。かなり閑静な道です。
ここで囀る小鳥たちや木が、交響曲第6番「田園」の小川の情景の作曲を手助けしたといわれています。

ずっと歩いていくとベートーヴェンの像がありました。

散歩道から少し上ったところ。田園を感じられる風景です※木で遮られていますが、、笑

これが走る街って素敵ですね。
感想
とても閑静で本当に落ち着く街です。行ってみないと感じられない、のどかな風景です。
ベートーヴェンが難聴で苦しむ頃に歩いていたこの散歩道。本当にきれいでのどかな田舎の散歩道で、ベートーヴェンの田園を思い浮かべながら歩いていると、なんだかベートーヴェンになったような気持ちになります。
ウィーン中心部からやや離れていますがトラムで1本という便利な街。是非ウィーン観光の際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか!!
ここであの交響曲第6番 田園が作られたのだと思うと、この曲の情景が本当に変わって、なんかベートーヴェンになったような感じになります。是非聴きながら行ってみてください。
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