【コロナ】実際の感染者は50〜85倍か-米スタンフォード大学

 スタンフォード大学が、カリフォルニア州サンタクララでFacebook広告などを通じ、住所・性別・人種などを調整して集めた3300人に新型コロナウイルスの抗体検査を行いました。

この抗体検査で、陽性人数の50倍から85倍の人数が感染してると推測できる調査結果が出ました。広範囲に広がっていますが、無症状の割合が高く致死率はかなり低いことが考えられます。

終息10年

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2020年4月23日

調査対象

Facebook広告を利用して、住所(郵便番号)や年齢・性別・人種を予めアンケート調査した上で、24時間で、4,174人(成人3,285人、小児889人)の参加が登録され、うち調査対象者から外れた成人2,718人・小児612人の合計3,330人が分析対象として選ばれました。

検査に除かれた調査対象外者

  • 検査サイトに来なかった:693人
  • 身分証の不備:42人
  • 血液サンプル採取不能 :49人
  • その他データ分析対象外:60人

検査方法

参加者と検体採取者の接触を最小限にとどめるために、ドライブスルーで実施されました。口頭で同意を得た上で、車内にいる参加者から防護服を着た採取者が検体(血液)を採取し、検査を実施した。

検査キットの感度 (感染している人のうち、どのくらいがキットで陽性となるか?)および特異度(感染していない人のうち、どのくらいがキットで陰性となるか?)は、スタンフォード大での実験データと、キットの製造元での実験データの双方で算出した。

調査結果

調査の結果、調査対象者3330人のうち50人 (1.5%)が陽性で、郡全体の人口分布で調整した推計の陽性率は2.81% (36人に1人)、推計陽性者数は4.8万人から8.1万人となった。これは、感染が確認されている値の50~85倍となります。

他の研究でも

他にも、ドイツ政府の研究の中間報告によると、ストリーク教授らボン大学病院のチームによる研究で、およそ1000人(ドイツの村・Gangeltの住人)を対象にアンケート、血液と喉の粘液を採取を行った調査が行われました。検査をした時点で感染者は2%いましたが、全体で14%が抗体を持っていたことがわかりました。Gangelt全体で計算すると致死率はおよそ0.37%と見積もり、ドイツで発表されている感染者数の致死率がおよそ2パーセントと、差が大きいことがわかりました。この違いはごく軽症か無症状のため数に含められていない感染者が実際にどれくらいいるかわからないためといいます。

中国では陽性の8割が無症状という報告もあり、思ったよりも無自覚感染者が多いことがわかります。

集団免疫を獲得して終息に向かうのは、人口のおよそ6~7割が感染したくらいと言われています。ドイツのGangeltのように14%まで増えている場合は、医療崩壊が避けられれば(ドイツでは医療崩壊が起きていない模様)、致死率が低いまま終わることができるかもしれません。

こ〜き
致死率が低いとはいえ、感染力が強くて重篤化する人がいるのも事実なので、医療崩壊を避けるために人に移さないようにするのは続けるべきだと思います。

 

 

投稿者プロフィール

Koki
ポーランド・ワルシャワのショパン音楽大学ピアノ専攻在学中の二十歳。元読売新聞ジュニア記者でデスクも担当していました!
ピアノ歴は5年と新参者ですが、音楽だけでなくヨーロッパナビの運営やヨーロッパ内での日本語交流会のイベントの開催など、さまざまな活動をしています!野球などスポーツも大好きで、ヒッチハイクやバックパッカーもしている怪しい人間です。笑

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