オーストリアの交通

国内に便利なのは鉄道。オーストリア国鉄ÖBBは国内に約5800kmの鉄道網を敷いている。一部私鉄もあるがほとんどが国鉄。システムもわかりやすく、旅行者も利用しやすい。

オーストリアの主な路線

ウィーン~リンツ~ザルツブルク~インスブルック~ブレゲ ンツをつなぐ、オーストリア横断路線が一番の幹線。ヨーロッパ諸国からの国際列車も頻繁に通る路線だ。その他、ウィーン ~クラーゲンフルト~フィラッハ(途中Bruck an der Murでグラーツ行きの路線を分ける)、クラーゲンフルト~フィラッハ~ザルツブルク (途中Spital-Millistatterseeでリエンツへの路線を分ける)の路線が便数も多く利用しやすい。

オーストリア国内の移動は空路より鉄道の方が便利だが。ウィーから地方都市へ行く場合など、場合によっては時間が短縮されて、利用価値が高いこともある。国内航空はグラーツ、グラーケンフルト、リンツ、ザルツブルク、インスブルックにある。

オーストリア国内を走るÖBB営業の中・長距離バスはポストバスPost Busと呼ばれ、国内に網の目のように路線を広げている。オーストリア全土で約1000路線、3000コースがある。鉄道が通れない山の中や谷の奥の村まで入り込み、人々の大切な足となっている。

ウィーン市内の交通

地下鉄(Uバーン)

旧市街と郊外を結ぶ。全部で5路線あり、路線ごとに色分けされ、ホームも同じ色で表示されているので分かりやすい。いずれの路線も運行間隔は3~7分で、早朝と深夜では本数が異なる。路線によっては地上を走る区間もある。

トラム(市電)

全部で約31の系統が郊外から市内まで縦横に結ぶ。観光に便利なのは1,2番。運行は5~10分おき。地下鉄よりも小回りが利くのが便利だ。なお、2008年10月より、リング環状運転の路線は廃止されている。

バス

路線番号の数字の後ろにAまたはBが付くのがバス路線で、使い方はトラムと同じ。リング内を走る3路線のシティバスをはじめ、全部で115の路線が市内を網羅している。24時~翌4時まで運行するナイトラインもある。

タクシー

街中のタクシースタンドで待つか、ホテルやレストランで呼んでもらうのが一般的。流しのタクシーなら屋根のTAXIという表示ランプが点灯しているものが空車なので、手を挙げて止めよう。基本料金は3.80€。夜間や日曜は割増料金になる。チップはメーターに表示された料金の10%を目安にすると良い。